カワサキ車特有のボルト締めで装着するバーエンドに対応。バー端部の凸凹に合わせた完全設計。純正ハンドルのグリップにジャストフィットしスタンダード以上にスムーズでクリーンなルックスを実現。
DBT for Kawasaki Z900RS― Drilled Billet Titanium（ドリルド・ビレット・チタニウム）
DBTデザインのチタンパーツでZ900RSをさりげなくドレスアップ
9つのホールが規則的に配された独特の意匠。モトコルセが創業当初に意匠登録を取得し、以来、ブランドを象徴するデザインとして、多くのパーツに命を吹き込んできたDBT（Drilled Billet Titanium）デザイン。
このたび、DBTデザインの新たな展開として、Kawasaki Z900RSシリーズ専用のハンドルバーウエイトがラインナップに加わりました。本製品の最大の特長は、車輌に標準装備されている純正ハンドルバーに完全適合する点です。ハンドルを社外製品へ交換することなく、そのまま純正ハンドルに装着することができます。Kawasaki Z900RSの造形美や操作性を損なうことなく、高品質なカスタムを実現できるよう設計されています。
ボディはチタニウム素材を用い、削り出しによって成形。チタニウム特有の品位ある質感をそのままに、滑らかで流麗な曲線美を描いています。純正グリップとの融合を徹底的に追求したそのフォルムは、装着した瞬間から車輌の一部であったかのような自然さを醸し出し、視覚的な美しさと、触れた際に伝わる確かな高級感の双方を引き立てます。専用設計のボルトが、バーエンドの曲面と美しく調和する滑らかなラインを描いており、全体として一体感のある仕上がりを実現。その造形は、まるでジュエリーのように精緻で、金属でありながら柔らかさを感じさせる、気品ある輝きを放ちます。
特筆すべきは、全体に施されたフィレット処理（面取り加工）です。エッジのシャープさを丁寧に残しながらも、緩やかな面へと自然に遷移することで、光が生む陰影に深みが加わり、まるで鏡面のように周囲の景色を静かに映し込みます。見る角度や光の加減によって多彩な表情を見せるその表情は、所有する喜びをより一層豊かにしてくれます。上部には、モトコルセのロゴが精巧に刻まれ、さらに8つのディンプルがリズムよく配置されており、視覚的なアクセントとしてパーツの存在感を際立たせています。クラシカルでありながら洗練されたZ900RSのデザインに見事に溶け込み、静かにして確かな個性を添える仕上がりとなっています。
カラーは2種類をご用意。ひとつは、チタニウム素材そのものが持つ清らかで気高い輝きを活かしたチタニウムそのままのカラー。もうひとつは、ドリル刃などにも使われる高耐久コーティング ナイトライド（Nitrided・ゴールド）で、ラグジュアリーな個性を引き立てます。
DBTデザインの美意識は、ハンドルバーウエイトだけにとどまりません。たとえば、車輌各部にさりげないアクセントを加えるフレームプラグセット（6ピース）には、同様に専用設計のボルトが付属しており、パーツ全体の曲線に寄り添うような仕様となっています。また、スイングアームピボット部用に2ピース構成のセットも用意されており、他社製エンジンガードなどを装着されている方にも対応可能な柔軟な設計が施されています。
さらに、高剛性と軽量化を高い次元で両立させたラゲッジスプールセットは、機能性と美観を融合させた逸品です。加えて、オイルフィラーキャップは、やや無骨な印象のあるエンジンまわりに洗練された質感を与え、目立ちすぎることなく確かな存在感を示すアクセントとなります。これらZ900RS専用設計のパーツ群に、汎用のDBTデザインボルトを組み合わせることで、車輌全体に統一感と調和のとれた美しさが生まれ、すべてがひとつの完成された造形へと統合されていきます。
Z900RSは、発売以来、大型バイクカテゴリーにおいて揺るぎない人気を誇り、その普遍的な魅力に惹かれて手にするオーナーは今なお増え続けています。その一方で、「誰かと同じでは物足りない」と感じる声も少なくありません。奇をてらうのではなく、気品と個性を併せ持つ佇まいを求めるのであれば――
モトコルセ スタイルが提案するDBTデザインのチタニウムパーツは、まさにその想いに応える存在です。素材の選定から設計、加工、そして仕上げに至るまで、一切の妥協なく創り上げた逸品たち。それらはZ900RSの美しさと本質をさらに際立たせ、モトコルセが培ってきた美意識と思想を、愛車というキャンバスの上で鮮やかに描き出します。
